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【嘘でしょ?】オーケーストアがスマホ決済時の3%割引を終了

2021年6月28日

【嘘でしょ?】オーケーストアがスマホ決済時の3%割引を終了

オーケーストアってご存じでしょうか。関東圏にお住まいの方であれば、知ってる方も多いと思います。

最近では関西圏にある関西スーパーに敵対的買収を仕掛けるなど、攻めの姿勢がしびれる激安スーパーです。

今回はそんなオーケーストアがスマホ決済時の割引をやめるようなので、熱烈なオーケーファンである私が悲しみをの気持ちでご紹介します。

私の中でオーケーストアは安い買い物という作業をする場所

ちなみにオーケーストアって、肉でも魚でも近隣の店舗と比べると大体の物が安いです。

特売日は存在せず、毎日が安いEveryDayLowPriceを実践しています。なので特売日を狙う必要はありません。

最近では安いだけじゃなくて、電子マネーやPaypayや楽天Pay等のスマホ決済(QRコード決済)等、支払時の利便性向上にも力を入れているイメージです。

雰囲気は店舗にもよるのかもしれませんが、フードコードで食事をしたり、ゲームセンターで子供と戯れたり、そういう楽しい時間を過ごす場所ではないです。

私の中でオーケーストアとは、殺伐とした雰囲気の中で、安く買い物という作業をする場所です。

でも、それでいいんです。だってそれがオーケーなのだから。

ちなみにオーケーストア店内では、自身でお客のことを「熱烈なオーケーファン」と呼ぶ放送が流れてます。

200円払ってオーケークラブ会員に入れば、ずっとお得が継続

オーケーストアの特徴として挙げられるのが、オーケークラブ会員制度です。

最初に200円支払って会員カードを作ると、食料品(酒類を除く)が、本体価格×3/103(3%相当額)割引になります。

一度カードを作ってしまえば有効期限はありません。

特に個人情報を登録する必要もありません。必要な情報は郵便番号だけです。すごくないですか!?

イオンの株主優待カードにも負けてない!

例えば同じように3%割引をしてくれる会員カードとしてイオンの株主優待カードがあります。

でも、これを入手するには結構な金額の株を買わないといけません。一方でこちらは200円払えばおしまいです。

問答無用でオーケークラブ会員の勝ちです。

そして、このオーケークラブ会員割引は他の決済手段との併用ができます。

例えば楽天Payで支払いをすると、楽天Payの1.5%割引に加えて、オーケークラブ会員の3%割引、併せて4.5%割引になる計算です。

そんなお財布に優しいオーケーですが、ちょっと悲しい話を耳にしました。

オーケーストア、スマホ決済による割引やめるってよ?

ついに、オーケーストアがスマホ決済による割引をやめてしまうそうです…。

オーケーストア公式HPより

スマホ決済については、7月1日以降、オーケークラブ会員向け食料品3/103割引(3%相当額)の 対象外となります。
(オーケーストア公式ホームページより)

むー。ついにきてしまったか...。

確かに、スマホ決済を導入した当初から、「期間限定で3/103割引(3%割引)をする」と店内ポップに書いてありました。

期間限定とは書いてあったものの、何かあったときのための逃げ口上ぐらいに思ってました。

しかし、何故このタイミングで?と思ったらオーケーストアの公式HPには以下の記載がありました。

スマホ決済時の3/103割引(3%割引)をやめる理由

2021年7月以降、スマホ決済各社様の加盟店手数料が順次有料化されるため、7月1日以降、他のキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー)と同様にマホ決済には、オーケー会員向け 食料品 3/103割引が適用されなくなります。

調べてみると、オーケーストア自身が主体的にスマホ決済時の割引をやめるというよりは、スマホ決済各社の決済手数料有料化に伴っての苦渋の決断のようです。

サービス名有料化開始日
Paypay2021年10月1日
auPay2021年8月1日
d払い2021年4月1日
メルペイ2021年8月1日
スマホ決済各社の有料化開始時期

悲しいけど便利だし受け入れるしかないです

ちなみに決済手数料を課されるのは小売店側です。

日本国内では、支払方法によって商品の価格が異なることはあまり一般的ではありません。

スマホ決済各社は事前事業ではないので有料化は当然ですが、有料化されれば小売店側の利益が減ります。

例えば楽天Payの場合、3.24%~3.74%の決済手数料が発生するそうです。もちろん利益に対してではなく売上に対してです(かなりポイント)

薄利多売の小売店にとってはとても大きな負担です。

そうすると、スマホ決済をやめて現金で支払いを...。と考える企業がいることは当然で、今回のオーケーストアのケースは、あとに続く大きな流れの一歩になる可能性があります。

一方で、銀行のコストダウン施策の一環として、両替手数料が値上がりしています。

例えば三井住友銀行では、11枚~500枚の両替手数料に400円かかるそうです。決済手数料がかかるからと現金しか利用できない状況になると今度は小売店側には、こういった新たな費用負担がのしかかります。

どっちに転んでも、いろいろお金がかかる小売店さんは大変ですね...。

消費者からすれば、スマホ決済が広まってきて、日常生活では財布を持ち歩く必要すら無くなってきました

せっかく小銭を持ち歩かなくて便利になってきたので、このキャッシュレスの流れが止まらない事を祈るのみです。

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