預入元本は減ってないのに、なぜか受取利息が少ないなぁと思っていたら…、いつのまにか普通預金金利が年0.1%から0.03%と3分の1に下がってました。
そこで、いろいろと調べて年0.2%という高金利を提供してくれるあおぞら銀行にお金を移しました。今回の投稿はそんな私の体験談です。
2022年2月26日追記
少し前に半年分の利息を頂きました。そんなに金額は多くないにしても、インカムゲインってうれしいですよね!
この追記は2022年2月26日に投稿をしていますが、現時点でも普通預金金利としては、あおぞら銀行の0.2%が最も高いです。
目次
【高金利】あおぞら銀行の普通預金金利はなぜ高い?お金を移した話
預貯金は低金利だが1,000万円まで国が全額保護してくれる安全投資
ところで、皆さんは預貯金についてどう考えていますか?使い道のないお金の置き場、日常的な決済金置き場等、色々あると思いますが「投資先」としてもそれなりに優秀です。
それだけじゃないです!実は預貯金って投資先としてもすごい魅力があるんですよ!
見直したい預貯金の魅力!
預貯金がもつ魅力を見直してみましょう。
ポイント
- 各行1,000万円までの預け入れ分は国が全額保護してくれる、ほぼノーリスクの投資
- 他の投資商品と比較して利回りが低い(微々たるもの)とはいえ利息がもらえる
- 普通預金であれば原則いつでも引き出しができる無敵の流動性を有する
どうでしょう?
こうやって、特徴を並べると、なんとなく近所の銀行や郵便局に預けているあなたも、預け先選びを真剣に検討してみたくなりませんか?
衝撃の事実:いつのまにかイオン銀行の金利が約1/3に下がっていた
2015年当時、イオン銀行の金利は最大で年0.15%(税引前)
私、2015年からメインバンクとしてイオン銀行を利用していました。
公式サイトなどでも当時よくアピールされていましたが、イオン銀行は普通預金金利が高い点がセールスポイントでした。
では、どのぐらいの金利だったのでしょう?ということで、当時の情報をひっぱってきました。
イオン銀行Myステージという顧客格付けプログラムで最高評価を得た場合、条件付きですが普通預金金利で年利0.15%です。
そんなに上得意客ではない私でも年0.10%(税引前)
定期預金であれば同程度の金利をくれる銀行は数行存在していたと記憶しています。
ただ、いつでも引き出せる、流動性の高い普通預金で年利0.15%はイオン銀行ぐらいだったはずです。
私は、スコアが高いお客さんでは無かったので年利0.15%は無理でしたが、それでも年利0.1%はゲットできていました。
当時は少しでもMyステージのランクをアップさせようと、年会費無料のクレジットカードであるイオンカードを作ったり、1円でも残高があるとランクアップ対象になるとのことでアリバイ程度に投資信託や外貨を買ったり…努力しました。
そんな努力もあって、毎年2月と8月の利息支払日には、利息をもらえるのがとても嬉しかったです。
あれ?利息が減ってきた。うそっ…金利が3分の1に減ってる
しかし、最近依然と比べて明らかに利息が減ってきました。
この口座は生活費の決済口座としてあまり利用してなかったので変だなぁと思ってました。
その後、不自然に思って調べてみると、2020年の適用金利変更で、私に適用される預金金利は年利0.1%から0.03%まで約1/3にダウンしていました。
さすがの私でも、銀行預金の金利変化まで詳しく日ごろからウォッチしているわけではなく見落としてました。
高金利を求めて見つけたのは、あおぞら銀行でした
悲しいけどもイオン銀行とはお別れ
受取利息が減っている事、もっと真剣に考えればよかった…。
いつのまにか、金利が1/3以下に…。
嘘でしょ、私の金利...。
そんなわけでとても悔しい気分を胸に、新しい銀行を探す事にしました。
近所のイオンには日ごろお世話になっていますが、金利を頂けなければ別々の道を歩むしかありません。
やっと見つけた好条件、こんにちはあおぞら銀行
そうは言っても、世の中は超低金利・マイナス金利時代。
こんな時代に高金利を提示してくるところなんてないわよねぇ~と思ってたら、ありました!
なんと、あおぞら銀行Bank支店が年利0.2%をつけているではないですか。
しかも顧客ランクに応じた面倒くさい金利設定もなく、一律で年利0.2%です。私の直近イオン銀行金利の0.3%と比べると、およそ6倍です。
太っ腹ですね!
私は、イオン銀行からあおぞら銀行にお金を動かすだけで、元本リスクがゼロのまま、約6倍の金利を受け取ることができるわけです。
たとえば100万円預ければ、税引き前で年間2,000円が手元に毎年入ってきます。2,000円あれば外食ランチが2回はできますね。
銀行なので安心して預けられる
もし利息を出しすぎて、あおぞら銀行が破綻したとしても、預入額が1000万円までは預金保険機構が全額保護してくれるので安心です。
でもどうしてこんなに高い金利を提供するんだろうと思って調べてみると、Web上の記事では以下の情報がありました。
2019年7月のサービス開始以来、問題なく当初からの金利を維持できている
自前のATMをゆうちょ銀行ATMに置き換えるなど選択と集中による経費率の低さがバックグラウンド。
今後もNo1の高金利を目指す。
また、別の記事によればシニア顧客向けには付加価値の高いコンサルサービスを提供しており、将来に向けて今のうちに若い層の顧客を取り込んでおきたい
という目算もあるようです。
経営的な動機は何にせよ、ほぼノーリスクで投資金額の0.2%がもらえるわけなので、利用者とすれば口座を開設しない理由がないです。
いざ申し込み。手続きはすべてオンラインで完結。
という事で、早速申し込みです。
書類を紙で提出する事は一切なく、全ての申し込みがオンラインで完結です。
スマートフォンであおぞら銀行の口座開設アプリをダウンロード。アプリに沿って、身分証明書写真の撮影や住所・氏名等の必要事項を記載して行きます。
なにも難しいことはありません。申込は大体10分ぐらいで終わりました。
手元にキャッシュカードが来るまで約1カ月待機
私は2021年の4月末に申し込んで、手元にキャッシュカードが届いたのは5月下旬でした。
大体1カ月ぐらいですね。ずいぶん時間がかかっていますね。
デザインは、こんな感じです。
うーん、センスがいい...とはお世辞にもいえないかな。なんでしょう?このもやもやっとした感じ。
この辺りのデザインセンスは、楽天カードあたりを見習ってくれるといいのですが...。
デビットカードは便利。ヘビーユーザーほど還元率は高くなる
私はVisaデビットカード機能がついているカードを申し込みました。クレジットカードのように買い物で利用する事が出来ます。
ただ、このVisaデビットカード、下の図の通り半年ごとの利用額に応じて還元率が定められています。
一番低いレンジの15万円以下の場合還元率は0.25%、高いレンジの60万円以上であれば1.0%です。
たくさん利用する方にはお得ですね。
さよならイオン銀行!
ワンタイムパスワードが未設定のためオンライン振り込みができない
お金の移動先であるあおぞら銀行の口座ができました。いよいよ今回のプロジェクトの〆であるお金の移動です。
オンラインバンキングでイオン銀行からお金を振り込もうとしたところ、「振込時はワンタイムパスワードが必須になりました」との表示。
手元にあるパスワード表は使えないようです。
まぁこういうご時世だから仕方ないなと思いました。
思いましたよ?
でも困ったことがありました。
ワンタイムパスワードは変更時間が限られており、私変更できない。
ワンタイムパスワードの発行が平日の8時~20時までなのです(土日不可、平日夜間不可)
日中は携帯電話を持ち込むのが難しい職場なので非常に困りました...。
という事でオンライン振込はやめて、近くのイオン系列店のイオン銀行ATMで引落→あおぞら銀行に預入しました。
オンラインバンキングって24時間申請を受け付けているもんじゃないんですね...。
あとはお金に働いてもらうのみ
ようやくお金をあおぞら銀行に動かす事が出来ました。もう出来ることはありません。待つのみです。
投資の基本であるお金に働いてもらうってやつですね。
半年後、1年後、その先もあおぞら銀行が、日本の銀行界において、普通預金金利のトップランカーであらんことを祈っています。(また銀行口座を移すのが面倒なので...)