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超便利!軽量10.1型IdeaPad Duet唯一の欠点レビュー

2021年5月15日

教育現場での活用等、急激にシェアを伸ばしているChromebook。
仕事用に文章作成用の軽いPCが欲しかったため、Amazonや家電量販で大人気の
Chromebook IdeaPad Duetを購入しました。

10.1型で非常に軽量な本機の満足度はかなり高く、
買ってよかったと思える一品ですが、
一点だけ欠点というか残念なところがありました。

私が購入した目的である文書作成マシンとしての機能を中心に、
一点だけ見つけてしまった残念な点も含めて使用感をレビューします。

Chromebook IdeaPad Duetの概要

価格・軽量性が人気の理由

この商品を簡単に説明すると、タブレットとキーボードです。
発売後約一年が経過した21年5月時点でもAmazon販売ランキング上位の大ヒット商品です。

税込で40,000円程度とお求めやすい価格に加え、
単体で450g、キーボードを取り付けても920gという軽量性が市場に受けています。

OSはGoogle独自のChromeOS、普段使いは問題なし

タブレットにはChromeOSというGoogleが開発したOSが搭載されており、
同価格帯のWindowsパソコンと比べても軽快に動作します。

Windows用のアプリケーションはインストールできませんが、
文書作成用のGoogleドキュメント、表計算用のGoogleスプレッドシート等、
多くの機能がブラウザアプリとして提供されており普段使いで不便は感じません。
一部動かないアプリもありますが、Android用のアプリを動かす事もできます。

キーボードが脱着でき、用途によって形態変化できる

また、キーボードは取り外し可能になっており、
寝そべって動画を見たいときはタブレットスタイル、
文章入力時はキーボードを接続するといった風に用途次第で形態変化できます。

Chromebook IdeaPad Duetの良いところ

物理キーボードで入力作業がサクサクできる

本商品の最大のアピールポイントはキーボードが付属している事です。

一般的なタブレットでも画面上に表示されるソフトウェアキーボードで
文章入力はできますが、ミスタッチが増え、画面の半分ほど
キーボードで埋まり視認性も悪くなり非常に使いづらいです。

その点、物理キーボードは画面をふさがず、
ブラインドタッチも楽々で格段に生産性が上がります。

安心の日本語キー配列、ピッチは少し狭いが問題なし

キーボード配列は日本語配列でエンターキーがしっかりと大きく配置されています。
エンターキーが小さい英語配列だと、ブラインドタッチで打ち損じが増え
イライラするので、エンターキーが大きいことはうれしいメリットです。
(気分が乗っているときのエンターキー「ターン!」に失敗するの嫌ですよね)

キーピッチはタブレットサイズに合わせるため若干狭いですが、
慣れれば気になるレベルではないです。

有線接続なので安定した入力が可能

キーボードは有線(と言っても実際には磁石)接続です。Bluetoothではありません。

Bluetoothと比較して、使用前のペアリング作業、
一定時間無操作状態が継続するときに自動的スリープモード突入、
突然の接続断といった、
無線接続でよくあるわずらわしさに悩まされる事がありません。

日本語入力方法が慣れ親しんだWindowsとほぼ一緒

これはChromebook IdeaPad Duetというよりも、ChromeOS自体の良いところですが、
日本語の入力方法がWindowsとほぼ一緒です。

キーボード最上段のファンクションキーを使って、
入力中にカタカナ・ひらがな・英数文字の切替ができます。

Androidで物理キーボードを接続するとどうしてもこの設定が出来ず、
Windowsの操作感に慣れた私にとってはものすごいストレスでした。

その点、ChromeOSはWindowsと同じように、入力中に、
F7を押せばカタカナに、F6を押せばひらがなに変換してくれるので、
入力作業がサクサク進みます。ファンクションキー変換最高!

ちなみに、入力方法での大きな差異として本機にはDeleteキーがありません。
私の場合は文字を消す時はWindowsでもBackspaceキーを
使用するのであまり気になりませんでした。
ちなみにDeleteキーがあるべき場所にあるボタンは画面ロックボタンです。

Chromebook IdeaPad Duetの唯一の残念な欠点

唯一の残念な欠点、それはキックスタンドの糸ほつれ

ただ、すべてが良いところかというと、一点だけ欠点があります。

もう…ほんと、これだけが残念な点なんです。

もったいぶってしまいましたが、
実際に使ってわかった、唯一といってもいい残念な欠点、
それは、「キックスタンドの糸がほつれる」です。

何を言っているかわかりませんね?写真で説明します。

これはカバーを閉じた状態の写真です(中央の黒い帯はゴムバンド)
質感がわかりにくいかもしれませんが、キックスタンドは
いわゆるファブリック調(布地)です。

ファブリック風の加工はなく、実際に細い糸で編み込まれています。
この糸が自然とほつれて来るんです。

見えますでしょうか?スタンドの折り目の部分の糸がほつれています。

使い方が悪いのでは?と思われるかもしれませんが、
外に持ち出す際には、必ずインナーケースに入れていました。
粗雑に扱った事は一度もありません。
それにもかかわらず、このキックスタンドの折り目の部分がほつれて来たのです…。

試しに糸を引っ張ってみたら、どんどんほどけていきます。
広がらないように、ほつれた部分をハサミで切って瞬間接着剤で固めました。

この点、Lenovoさんには別売品としてファブリックではなく、
金属や樹脂などユーザーが選べるようなキックスタンドを出してほしいです。
Amazonで見る限りではサードパーティ製の商品も見当たりませんでした。

おそらくこの点は、気になる人は相当気になると思います。
製品はほぼ完璧な出来なので、この点だけが本当に残念でなりません。

実際に一ヶ月使ってみてどうだったかと言えば…

感想を一言で言うなら、非常に満足です。価格を考えるとほぼ満点です。
キックスタンドの糸がほつれなければ満点でした。

軽いので外に持ち出しやすく、外出中の隙間時間での文章作成がしやすくなりました。
購入目的である文書作成マシンとしての機能は十分に発揮されています。

文書作成用の軽量マシンが欲しいという方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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