ここ一カ月ほどノートパソコンのバッテリー持ちが悪くなってきました。
購入後3年程経過したので経年劣化かな?とも考えましたが、それにしても減りが早すぎる。
感覚的には一気にバッテリーが半分程度しか持たなくなった様子。
いろいろ調査した結果、OneDriveのWindows常駐アプリが犯人という結論にたどり着きました。その理由と対処方法を記載します。
目次
OneDriveで「4件の変更を処理しています」が終わらない
OneDriveのWindows常駐アプリが「4件の変更を処理しています」のメッセージを表示したまま処理が完了しません。
ログイン状態は問題なく、この4件以外のドキュメントは正常にクラウドに同期されています。
クラウドサービスではこのような「作りの粗さ」は比較的よくある話なので、しばらく特に気にせず放置していました。
しかし、ある時ノートパソコンのバッテリが無くなるのが異常に早いことに気づきました。
タスクマネージャーでは怪しい動きがみつからない
Windowsでトラブルが発生したとき、まず最初に確認する一般的な方法といえばタスクマネージャーです。
各指標を降順で並べて異常なプロセスを断定し対応策を検討します。
CPU使用率を降順で並べてみましたが、特におかしい点はありません。
ディスク使用率、ネットワーク使用率も同様に調査しましたが、特に怪しい点はありません。困りました。
ここ一カ月で新規に追加したアプリはOneDrive常駐アプリのみ
ログから追えないので、最近パソコンに対して私が加えた変化を思い返してみました。
私の記憶では、直近1~2か月で新規で使い始めたのはOneDriveのみ。
もちろん、その根拠だけで断定しませんが容疑者としては十分でしょう。
OneDriveアプリを終了するとバッテリー消費は元通りに回復
続いてOneDrive常駐アプリが動いている時と止まっているときの挙動の違いを確認しました。
OneDriveの常駐アプリはタスクトレーのOneDrie常駐アプリアイコン→歯車マーク→OneDriveの終了 で終了できます。
すると、、、
バッテリーの持ちは以前と同じ水準まで回復しました!どうやらOneDrive常駐アプリが犯人で間違いないようです。
OneDriveで「〇件の変更を処理しています」が終わらない場合、自動同期を一時停止するしかない
原因が判明したところで、「〇件の変更を処理しています」の状態を終了させる方法を探します。
Windowsを再起動するも変化なし
Windowsでトラブルが起きた時のお決まりの対処方法といえば再起動です。
トラブルが発生している理由がよくわからなくても再起動すれば解決するのはWindowsのあるあるネタです。
ただ、今回再起動しても状況は変わらずでした。
OneDrive常駐アプリで同期の一時停止を行うとバッテリーの異常消費は発生しない
設定メニューから「同期の一時停止」を選択します。
2時間、8時間、24時間の3種類から、自動同期を停止する時間を選択できます。
とりあえず、2時間停止して様子を見てみると、バッテリーの異常消費は止まりました。
OneDrive常駐アプリを終了させなくとも、同期の一時停止を行うことでバッテリー異常消費を防げることがわかりました。
まとめ:しばらくはOneDrive常駐アプリの「自動同期の一時停止」で様子をみます
OneDrive常駐アプリの再インストールをすると設定情報が初期化されるためできれば避けたいです。
そのため私はノートパソコンをバッテリーで利用する際は、自動同期を一時停止する事でしのぎます。
Microsoftさん!ぜひアプリの不具合を修正してください!お待ちしています!