
こんにちは。節約生活成功のための大方針を紹介する投稿の2回目です。
前回の投稿では、まず最初に実施したい項目として、以下の2点を紹介しました。
- お金を貯めるモチベーションを長期にわたり継続的に維持するために、
目的、期間、金額を具体的にした目標を立てる - 具体的な節約戦略を立案するための前提として、現状の収支状況を正確に把握する
目次
節約は組み合わせが有効
節約は一つの対策だけではなく、複数の対策を組み合わせる事が重要です。
今回の投稿では具体的に、節約ができるポイントを紹介して行きますので
あなたの生活にあったものを取り入れて頂けると幸いです。
(各項目のさらに踏み込んだ紹介や実践例は、今後当ブログでどんどん紹介するつもりです!)
効果が出てくると、楽しくなって「もっと良い方法ないかな?」と
自発的に考えるマインドが勝手に醸成されていきますので、
最初は腰が重いかもしれませんが、とりあえずはじめてみましょう!
それでは、具体的な節約ポイントを紹介します。
節約の順番は、固定費、変動費、その他の順番
節約の進め方ですが、大きくは以下の順番で進めてゆくことをおすすめします。
- 固定費をみなおす
- 変動費をみなおす
- その他(支払い方法等)をみなおす
固定費の見直しは契約変更等など始めるためのハードルが相対的に高い傾向があります。
しかし、固定費は金額が大きいため効果が出やすく、また一度見直せば効果が
自動的に継続するため、最初にみなおしをおこないたい項目です。
ちなみに、「食費を削る」等、変動費削減も確かに重要です。
簡単に始められるメリットはある一方、外食をやめてお弁当を持参する等、
生活習慣そのものを変化させる必要があります。
そういった観点からも、まずは固定費削減から始める事をおすすめします。
具体的な固定費見直し項目
本投稿では、特に固定費の見直しにフォーカスします。
様々な分け方があるため、厳格に固定費と変動費を分けることは難しいです。
当ブログでは、家賃、生命保険などの各種保険など、日々の活動量に関係なく、
一定額が必ず発生する支出項目を固定費と定義します。
では、具体的に固定費の見直しポイントをみていきましょう。
住居費
- 借家であれば家賃が安い場所に引越を検討
- 持家で住宅ローンを借りている方は、金利が安いローンに借換
交通費(車)
- 燃費の良い車に買替
- 利用頻度が低い場合は、自家用車を手放しレンタカーやカーシェアリングを利用
- 近場の移動は自転車を利用
交通費(電車)
- 定期券は長期のほうが割引率が高いため、1ヶ月よりも半年を選択
- 区間によっては分割定期を利用
通信費(スマートフォンなどのモバイル)
- 自身が毎月どの程度の通信をしているか通信量を把握し無駄のないプランに見直す
- MVNOと呼ばれる格安SIMに契約を変更
- MVNOに抵抗があれば、ドコモのahamo、KDDIのPovo、ソフトバンクのLinemoと
いった大手キャリアのサブブランドに契約変更
通信費(家の固定インターネット回線)
- 利用頻度が低ければ、固定回線を廃止しスマホのテザリングを利用
- キャリアの乗り換えプランを利用して安価な回線に切り替え
通信費(家の固定電話回線)
- 必要性を考え、不要であれば解約
(我が家も固定電話回線はありませんが、携帯電話があるので不便はないです。
家に電話があると勧誘や詐欺電話が掛かってくる可能性もあり個人的にはないほうが良いです) - ひかり電話などのIP電話サービスに乗り換える
- 通話は電話ではなくラインのような無料通話アプリを使用
保険料(生命保険、自動車保険、地震・火災保険等)
- 付き合いで加入した保険、必要な金額以上の保障がある保険のプラン見直し
- 対面販売型の保険からネット販売型の保険に切り替え
- 月額払いから、割引率が高い年額払いに変更
電気料金・ガス料金
- 大手電力会社との契約から新電力との契約に切り替える
(電気、ガス、光回線をまとめた割引プランや時間帯別料金プランがある
事業者もいるので、自身のライフプランにあった最適なプランを選択します。) - 契約アンペア数を下げる
- 白熱電球を消費電力が少ないLEDに変える
- 人がいるときだけ灯りが点灯するセンサーライトを使う
- エアコンはフィルタが汚れていると電力効率が落ちるため定期的に清掃を行う
- 口座振替割引がある場合は支払いを口座振替にする。
(電力会社によっては年間600円程度の口座振替割引を設けている場合があります。)
水道料金
- 口座振替割引がある場合は支払いを口座振替にする
(電力会社同様に自治体によっては年間600円程度の割引を設けている場合があります。) - 節水シャワーヘッドを利用する
- 風呂の残り水を洗濯に利用する
サブスクリプションサービス(定期継続)
不要なサービスは解約が原則。惰性で契約を続けていないか再点検する。
- 新聞(チラシだけなら、Shufooのようなオンラインチラシサービスもあります。)
- 定額音楽・動画配信サービス(テレビ・ラジオなら無料です。)
- オンラインストレージ
- ウォーターサーバ
- スマートフォン契約時に、割引条件として付与された継続サービス
(留守番電話、雑誌定額読み放題サービス等) - オンラインサイトの有料会員サービス
(amazonプライム、ヤフープレミアム、楽天プレミアムなど) - クラウドアプリ月額使用料
(Office365、AdobeCreateveCloud等、同種の機能を持つフリーソフトも検討) - トレーニングジム
(自治体が運営している体育館のトレーニング室のほうが安価に利用できます) - コワーキングスペース
(Web会議や電話への配慮は必要ですが、パソコン作業だけなら図書館も利用できます)
手数料・会費
- あまり利用していない年会費が必要なクレジットカードは解約
- 物が多いからと借りている外部倉庫を解約
(倉庫を借りる前に、まずは不要な物を捨てましょう) - 地縁的に問題がなければ町内会費が必要な町内会から脱退
- 利用頻度が低いクリーニング店やレンタルビデオの会員を解約
- 職場の任意積立を辞退(お茶代、お菓子代等)
医療費
- 花粉症や軽度の風邪なら、病院でもらう処方薬ではなくドラッグストアの市販薬を使用
まとめ
今回は固定費の節約ポイントを紹介しました。
契約変更が必要など、始めるためのハードルが高い項目もあります。
しかし、一度見直しを行えば以降は自動的に効果が持続し、
金額の比重も大きいので、最初に手を付けてしまいましょう。
次回は変動費について紹介します。お楽しみに!