私は毎日の通勤に自転車を使っています。
電動自転車は生活に余裕のある人が買うものだぜ!という事で、私の自転車は電動自転車ではない普通の自転車です。
そんな普通の自転車の前と後ろに子供を乗せるチャイルドシートを付けているのでペダルがとにかく重い!
今までは多少重くても無料でダイエットと思い耐えていましたが、ここ1カ月ほど、根性論では解決できないほど自転車が重くなってきました。
一言でいうならブレーキをかけながら走っているような感じです。
これを解決すべく登場したのが、潤滑油で有名な5-56です。
目次
【錆びた自転車をヌルヌルに!】クレ5-56の底力と私の失敗
クレ5-56とは、知る人ぞ知る潤滑油
クレ5-56とは、いわゆる潤滑油です。
メーカーのホームページには、「サビを取り、キシミをおさえ、動きをよくする、工具箱の必需品」と記載があります。
嘘でも大げさでもなく、サビはホコリがたまって動きにくくなった箇所に少量注油すれば噓みたいに滑りが良くなります。
自転車の汚れを落としてから、クレ5-56をふきかけます。
まず汚れを歯ブラシでごしごしと落として、布でふき取ります。
かなり汚れていたようで、この後歯ブラシは真っ黒になりました。
続いて、回転部分に注意深く注油していきます。
手が届かない場所だったので、ダイソーで100円で買ったドレッシングなどを入れるための容器を使いました。
ギアに届くように先端部をいい感じでカットしてます。
こういった回転部分やチェーン、ギアの部分に注油していきます。
ブレーキにかけてしまってブレーキが利かなくなってしまった。
この部分が今回の作業で一番の注意ポイントです。
ちょっとわかりにくいですが、後輪です。
後輪のハブの少し外側にある「注油禁止」の部分、ここはブレーキです。
中にゴムパッドのようなものが入っていて、ブレーキレバーを引くとハブの中心部分に巻き付き車輪を止めます。
で、この部分に注油すると、ゴムパッドに潤滑油がしみ込んだ状態になりブレーキが全く効かなくなります。
大事なことなのでもう一度書きますが、嘘でも誇大でもなく、本当にブレーキが効かず非常に危険です。
私、「注油禁止」って中国語の何かの注意かな?と何も考えずに油をさしてしまいました。
すると、たとえるなら氷の上でブレーキをかけているかのように全くブレーキが利かなくなりました。
スタンドに立てている状態で自重がほぼ無いにもかかわらず、後輪ブレーキをかけても車輪が止まる気配がありません。
今回は、少量程度の吹きかけだったので、1時間ぐらい歯ブラシでこすり、水で流してを繰り返しているうちに停止力が復活しました。
「注油禁止」ってのは、嘘でも偽りでもありませんでした。
絶対に後輪ブレーキには注油しないようにしよう!
結果:自転車のペダルはずいぶんと軽くなり、滑らかに滑走するようになった!
作業後、自転車が軽くなりました。少なくとも作業前に感じていたブレーキをかけながら進む感じはしなくなりました。
クレ5-56の力はすごい!
これならまだあと5年は使い続けられそうです。
自転車が最近重くて日常生活がしんどい...と思っている方、数百円でできる作業なので是非試してみてください!
でも、私のように誤ってブレーキに注油しないように注意してくださいね。